「低気圧と地震の関係」



The Poseidon Adventure(1972) - The Morning After・・・・

大きな荷物を持った高齢の婦人が階段で立ち往生していたとしようか・・・・。
これを見ていた多くの人の中から、颯爽と若い男性が婦人の荷物を持って階段を上がり、婦人は大いに助かった・・・。

近頃あまり見かけなくなった光景では有るが、このケースで我々人間が見ているもの、真実と感じるものは現実が排除されているか、薄く概念されている。
つまり、青年が荷物を運んだ、その青年の「心」に真実を見ようとして前後の現実を薄く考えてしまうのである。

だが青年の「心」など本当は誰も解かりはしない。
もしかしたら多くの人が見ているので、虚栄心から荷物を運んだかも知れないし、これが博愛精神だったとしても、人間の心情と行動を「博愛」などと言う薄いもので測る事は困難と言うものだ。

結果として見ている人に措ける真実とは、その人の希望、その人の考え方でしかないが、これに真実を見ようとするのである。

しかし、真実にもっとも近い「現実」と言うものを考えた時、冒頭の話の中の現実とは困っている老人がいて、それを青年が助けたと言う事だけだ。
その間にある人間の心情は、真実から最も遠いところにあると言う事になる。

同様に自然現象に措ける人間の解析、原因の究明はこの予測不能の中、或いは意味の無いところに意味を求めているようなもので、大切な事は原因の「因」ではなく、「原」であり、「結果」である。

同じ「原」に拠って同じ「結果」が現れるなら、この両端に在るものこそが真実で、中間過程に在る「因」は常にカオス(混沌)であり、だが人間はこの両端に在る真実を繋げようとして自分が納得できる形の「因」、解析を科学に求めるが、ここでは神を信じるか科学を信じるかは全く同じ程度の意味しか持たない。

低気圧と地震に関して明確に「原」と「結果」が確認されている事例は2つ、その1つは大きな地震の場合は低気圧の効力を一時的に失効させることであり、低気圧が通過中でも震度5以上の地震の場合、その発生前後5分ほどは震源付近が大嵐でも一時的に晴天、若しくはこれに準ずる気象が出現する事である。

だが震度4以下の地震の場合には気象は変化しない。

この事例は比較的多く存在するが、もう一つの事例は1週間以内に同一地点を低気圧が3個以上通過した場合であり、このケースでは3つの低気圧の通過点が重なった地域を震源として、低気圧通過後の翌日から4日以内に震度5以上の地震が発生する事がある。

この後者の事例は以前の記事でも何度か書いた記憶があるが、気象庁の高田予報官(当時)が7時前の全国版天気予報で「原因は解かりませんが、こう言う事があります」と言う解説をしている。

この10日ほどで日本には台風7号から11号が接近、上陸し、現在は台風10号が南への進路を反転させ日本本土に接近する可能性が出てきたが、7号から11号までの台風の進路の中で少なくとも2つは関東方面から上陸し、北海道へ抜けた事を考えるなら、ここでもし台風10号が同じような進路を辿った場合、房総半島から東北太平洋側、そして北海道では短い期間で台風が3個通過する事になり、これらのどこかの地点では「低気圧と地震の関係」の後者の事例に合致する地域が出る可能性がある。

また現在北海道の西、中国大陸には偏西風がちぎれて回転運動をしている「寒気」の渦が在り、これは回転運動によって偏西風南限の風の流れに反撥することから、移動速度が遅い。
日本付近は冷たい渦と、台風10号の暖かい雲の渦に囲まれ、しかも冷たい渦の方が台風より遥かに大きい。

これも以前低気圧の記事で書いたと思うが、こうして近いところに2つの渦が存在する場合、この2つの渦の動きは混沌化する(藤原効果)。
尚且つ、寒気の渦は上空の高いところに存在し、台風の渦は高度が低い。
この事から日本付近は寒気と暖かい空気の平面的衝突と、上下垂直方向の衝突に拠る二重の寒暖空気の衝突に晒されることになる。

二重に手厚い雨雲の到来が本日から迫ってきているのであり、寒気の渦はおそらく9月1日、2日までは完全に抜けない可能性がある。
今後1週間近く日本は全体がゲリラ豪雨の中に入るようなものであり、水害、土砂崩れ、突風などに厳重な警戒と準備を必要とする。

そして台風10号が通過した後、房総半島、東北太平洋側、北海道で、もし台風の進路が3個重なった地域が出た場合、その地域は翌日から4日以内は震度5以上の地震の発生にも備える必要があるかも知れない。
最近台風が来てばっかりだったな・・・と思えた地域の人は更に警戒が必要となるかも知れない。

後もう一つ、統計上ではありますが、鳥取県沿岸地方でも大きな地震の可能性が有り、注意をして頂ければと思います。
いずれにせよ日本は今日、8月26日から今年最大級の災害に見舞われる可能性が高い。

くれぐれもお気を付けて、お過ごしください。





関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィール

old passion

Author:old passion
この世に余り例のない出来事、事件、または失われつつ有る文化伝承を記録して行けたらと思います。

[このサイトは以下の分科通信欄の機能を包括しています]
「保勘平宏観地震予測資料編纂室」
「The Times of Reditus」

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

月別アーカイブ